U8クラスベガグループは、かながわクラブさんにお越しいただきトレーニングマッチを開催しました。
テーマとしては、攻撃の際にボールを保持することができたら自分たちのサイドバックを使い展開していくこと、守備の際はそれぞれ突破されたDFラインの穴を埋めていけるようにスライドをしてチームでカバーをしていくことを意識して取り組みました。
試合は終始押し込む展開になり、何度もシュートチャンスがありましたが、決め切ることができませんでした。
そこで、シュートは力一杯蹴れば入るのではなく、ジーコが言っていたように「シュートはゴールへのパス」ということを伝えました。
例えば、ゴール前でシュートが打てる場面で、しっかりと目の前のDFとGKの位置を見て冷静に流し込むだけでいいということ(^^)
その後は、目の前の相手からボールをずらしてシュートを打つや数的有利を活かして自分の体制が良くないときは無理にシュートを打つのではなく、状態のいい前向きの選手にパスをして得点に繋げていくことができました。
ボールを保持する時間が増え、チームとしてどのように前進していくことが求められているのかを意識したプレーができていました。
テーマにあるように、ボールサイドに相手は寄ってくるため逆に展開していくためにはどうすれば良いのかを考え、CBやMFの選手が左右どちらにも行けるような体の向きやポジショニングをとることでそこを経由して逆サイドにいくことができる。
では、その体の向きやポジショニングとはなんなのかを試合中や試合の合間に伝えていくことで、素晴らしいゲーム内容にしていくことができました。
ボールを持っている選手には、前だけではなく後ろの選手を使えば選択肢が増えることを伝え、ボールを持っていない選手には、ボールホルダーから離れて受けることで相手のDFの自分の前にスペースができ、その分相手のプレスの時間がかかるため余裕を持ってプレーができることを伝えました。
数的有利を活かしたワンツーやボール運びをしていたところに驚きがありました。
春季大会を良い状態で迎えられるよう良い準備をして挑められるようにしたいです。
対戦していただきましたかながわクラブ様ありがとうございました。
応援とご協力いただいた保護者の皆様ありがとうございます。